ポップコーン、Mashup Awardsの二次予選に進出

夏に展示した「ヒートガンで作るフルカラーポップコーン」ですが、Mashup Awardsの二次予選でプレゼンしてきましたので、関連ツイートを貼っておきます。

Mashup Awardsはスタッフさんがツイートをまとめてくださるので、本当に助かりますね。

ポップコーン、Mashup Awardsの二次予選に進出

Maker Faire Tokyo 2017でポップコーンを展示

今年もMaker Faire Tokyoで展示してきました。前のエントリで予告したとおり、①ヒートガンでポップコーンを作り、②動画と連携してキャンディーを砕いてポップコーンをカラフルにするという展示をして、同じテーブルで展示していたHoloLensで磁界を見るという展示と合わせて、多くの来場者に見ていただくことが出来ました。

ヒートガンでポップコーンを作る方は、鹿児島でモノつくりスペースTUKUDDOを運営している古川さんが担当。4月に私が法事で鹿児島に行った際に寄った際に、ヒートガンでポップコーンを作ってくれたのがきっかけで、そのまま勢いでMaker Faire Tokyoにエントリしたわけですが、何度も改良を重ね、弾けたポップコーンが手前の籠にうまく収まるようになったそうです。

動画にも写ってるように、消防庁からも許可を貰っています。今回、フード系エリアが新設され、食品や危険物のハードルもぐっと下がりました。(事務局は大変だったろうなぁ)

もうひとつが、私が担当したポップコーンに色を付ける装置。ソレノイドを使ってキャンディを砕き、粉状になったキャンディを熱してポップコーンに色を付けるのですが、そこにsrt.jsを使って一工夫。こんな感じの説明になりました。

私:ポップコーンに色を付けるため、色付きのキャンディを装置にセットします。

来場者:なるほど

私:この装置にはスイッチはありません。スイッチの代わりに、動画を再生します

来場者:は?

ピコ太郎:I have a pen

ソレノイド:ガシャ(飴を砕く音)

来場者:お!

ピコ太郎:I have a apple

ソレノイド:ガシャ(飴を砕く音)

来場者:な、なるほど!

ピコ太郎&私:apple pen

ソレノイド:ガシャ(飴を砕く音)

私:こんな感じで動画を再生しながら気長に待ってると飴が粉状になりますので、これを使って心を込めてフライパンで熱してポップコーンに色を付けてます

来場者:あ、そこは手作業なんですね

mft.png

最初に試作してたときは飴が数回で粉々になってたのですが、電源やら色々と変えてるうちに飴に衝撃が伝わりにくくなって、苦肉の策でピコ太郎と連動させてみたのですが、逆に功を奏して海外の方にも面白がっていただけました。

あと、誰のスマートフォンで再生しても動くよう、ソラコムのSIMをRaspberry Piに挿して、インターネット経由でソレノイドの操作コマンドを受け取るように作り込んでたのですが、ほとんど気付かれなかったですね。このあたりの仕組みは、そのうちQiitaあたりに書きます。

色々とブラッシュアップする要素もありますので、また、お目にかかれるようにできたらと思います。

一緒に展示してた植田さんのHoloLensはこちら。

http://blog.jp.feelphysics.education/entry/2017/08/02/122754

追記:関連ツイートを、こちらにまとめています。

https://matome.naver.jp/odai/2150194027828112901

 

Maker Faire Tokyo 2017でポップコーンを展示

srt.jsで動画に合わせてキャンディーを砕く

Maker Faire Tokyo2017が近づいてますね。

今年のsweet electronicsの展示は

①ヒートガンでポップコーンを作成

②ポップコーンをキャンディーで色付け

③HoloLensを使った何か

という3本立てですが、私は②を担当してまして、普通にキャンディーを砕くのも退屈なので、昨年のMashup Awardで最優秀賞を獲った栗原さんのsrt.jsを使って、動画に合わせてキャンディーを砕くという仕立てにしてみました。

動画にあるように、お笑い芸人の旬な動画から、季節柄、甲子園の応援など、様々な動画に合わせることが出来ます。srt.jsを改造してレコーディング機能を付けましたので、Maker Faire Tokyoの会場でテンキーでスタッフと一緒に新しい動画に動きをつけることも出来ますので、Maker Faire Tokyoへお越しの際は、ぜひお寄りください。

もちろん、ポップコーン目当てでもいいですよ。

 

srtjs

srt.jsで動画に合わせてキャンディーを砕く

ヒートガンで作るフルカラーポップコーン

Maker Faire Tokyoの応募の季節がやってきましたね。今回、鹿児島のTUKUDDOを運営している古川さんとポップコーンを攻めてみることにしました。

もちろん、普通の作り方ではなく、工作用に使うヒートガンを使います。

pop

さらにキャンディーを熱してポップコーンをカラフルに仕上げます。

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sweet electronicsはこれまでも

など無駄にハイテクでやってますが、今回も一味変わったインタラクティブを楽しんでいただけたらと思います。(今年も高倍率が予想されるので、無事に展示できるといいなぁ・・・)

ヒートガンで作るフルカラーポップコーン

今年のソレコン応募はSiriでPPAP

sweet electronicsはタカハ機工さんが主催するソレノイドコンテストに第1回から連続で応募させていただいてるのですが、今年も応募しました。

初期のマシュマロ・カタパルトはKinectで口の動きを検知したり、判定ショコラティエは画像認識できのこの山を検知したりと、高度な認識技術をトリガーにしてましたが(去年は例外・・・)、今年はCESでAmazon Alexaによる音声認識技術を活用した展示が700もあったとか、音声認識にブームが来てる気がして、音声コマンドでやってみました。

もうひとつのアイテムはストローク35mmの巨大ソレノイド。このインパクトは動画でどうぞ。

今年のソレコン応募はSiriでPPAP

HoloLensで磁力線

磁力線とは、、、理科の授業で勉強しましたよね?ところで我々が教科書で見た磁力線って2次元に砂鉄をばらまいたやつですよね?

先日、出荷されたばかりのHoloLensで3次元で磁力線を描いてみました。こんな感じで、理科の教科書に描かれてる様々な図示を3次元にしますよ〜

HoloLensで磁力線

光るハンガーラック、Mashup AwardでAIチャットボット賞を獲得し、二次予選に進出しました

しばらく間が空きましたが「光るハンガーラック」をMashup Awardに応募し、AIチャットボット賞をいただきました。AIチャットボット賞も嬉しいのですが、Mashup Awardの華、二次予選に今年も出れてラッキーでした。

今年の会場は渋谷のカルカル。去年まで会場だったお台場に比べれば楽ですが、それでもハンガーラックを運ぶのは大変。

Mashup Awardの二次予選は60作品弱の長丁場。我々は35番目で、3時間ほどアルコールに浸かった状態での登壇です。

何年か前のMashup Awardで見た5分間を全てデモに費やしたプレゼンが印象深かったので、今回はプレゼン資料は表紙1枚だけにして、後はプレゼンで攻めることにしました。

ハンガーラックと対話する機能で、シナリオに書いてないことを聞かれた場合はユーザーローカルのAIに答えさせているのですが、このAIが何を喋ったら何を返すか、まるっきり予測できずドキドキでした。「明日のプレゼンで何を着ようか」と聞いて返ってきた答えがこれ。

自分たちが喋る前に34作品もプレゼンを聞いてると、PPAPとか「逃げ恥」などの流行りものはもちろんのこと、当日に別のチームが喋った内容も自分のプレゼンに盛り込んでしまう強者だらけで、こちらも負けじとブッ込みました。ひとつは、前半のプレゼンで広島カープのユニフォームを着てた人がいたので、赤いユニフォームを画像認識させるデモ。もうひとつは自分のプレゼンが始まるまでの間に仕込んだPPAP。

で、こんな感じのプレゼン。

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そんなに受けなかった。。。

結果としては、二次予選敗退。元々、チャットボットとハンガーの結びつきが安直だという自覚はありましたが、別のプレゼンで「コンピュータに向かって、今日の天気を聞くなんて不自然」という声もあったり、いろいろ考え直すきっかけになりました。

チャットボット賞もいただいたことだし、もう少し育てて、プレゼンの最後で喋ったことが現実になるようにしてみようかな、と。

光るハンガーラック、Mashup AwardでAIチャットボット賞を獲得し、二次予選に進出しました

光るハンガーラック、展示します #mft2016

Maker Faire Tokyoに向けて開発中の「光るハンガーラック」も、ようやく完成に近づいてきました。

まずハードウェア部分ですが、ようやくフルスケールのハンガーにLEDを換装しました。写真は光の拡散具合の確認のため、設計の異なる複数の部品を組み合わせてます。展示当日は、もうちょっとスッキリした外観になるはず。

2016-07-30 17.13.17

ソフトウェア部分は2つのモードがあります。ひとつはiPhoneアプリとして動くタイプ。P5.jsとMonacaを使って、画面とハンガーを連動させています。Monacaの機能を使って、iPhoneで撮った写真を差し替えることもできます。

monaca

もうひとつはLINEまたはSlackに「今日の天気は?」とか話しかけながら服を選ぶモード。いわゆるボットです。ボットと対話したらハンガーが物理的に光って反応するのは世界初では?

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あと、どうしても服を決めきれないあなたのために、ルーレットっぽく選ぶモードも実装してみました。

Maker Faire Tokyo 2016では、G-04-02という退場口に近い目立たない場所での展示ですが、ぜひ、ぜひ未来のハンガーを見に来てください。

http://makezine.jp/event/makers2016/sweet_electronics/

 

追記:動画を追加しました。

 

 

光るハンガーラック、展示します #mft2016

光るハンガーラック再起動!#MFT2016

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8月6-7日に開催されるMaker Faire Tokyo 2016に展示させていただくことになりました。

今年もウェアルミネーション=身に付ける(ウェア)+光る(ルミネーション)をコンセプトに、光るアクセサリやセンサーを埋め込んだシャツ、誰でもウェアルミネーションできるイヤリング型ブレッドボードなどを展示します。昨年のFashion Hack Tokyoでテクノロジーイノベーションアワードを頂いた「光るハンガー」のコンセプトを拝借した新たなハンガーラックも作成中ですので、ご期待ください。

光るハンガーは、インターメディアプラニングとNTTドコモが提供するRepl-AIという技術を使って調教中です。用意した質問に答えられるようになってきましたが、関係ない質問をすると途端にフリーダムになるところがお茶目です。ちなみにLINEやSlackで対話しながら服を選ぶというインタフェースです。

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光るハンガーラック再起動!#MFT2016

うまい棒を空へ、Delicious Rocket

2/14は、うまい棒の日なんだそうです。

sweet electronicsは一昨年にマシュマロを飛ばす「マシュマロ・カタパルト」、昨年に国民的チョコレート菓子を飛ばす「判定ショコラティエ」を開発し、タカハ機工が開催するタカハソレノイドコンテスト(ソレコン)で2年連続受賞をしましたが、3年連続受賞を目指して、国民的スナック菓子を空高く打ち上げるDelicious Rocketを開発しました。

今回は動力にバネを使い、トリガー(引き金)としてソレノイドを使っています。また、飛ぶ方向が定まるようアトラトルを参考にした機構を取り入れています。いろいろな意味で投げやりです。

「下町ロケット」が話題になっていたので、我々も作業着とスーツにコスプレして動画に登場しています。「下町ロケット」は英語でDowntown Rocket、「うまい棒」はDelicious Stickということで両者をミックスしてDelicious Rocketとしました。

 

 

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うまい棒を空へ、Delicious Rocket